アセマネ業界研究📊

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よくわかるファンドマネージャー②やりがい、おすすめ書籍の紹介

f:id:tenshoku66:20230519222453j:imageファンドマネージャーのやりがい。目に見える成果が魅力のひとつ

ファンドマネージャーは高い就職競争を勝ち抜くだけではく、就職してからも知識や情報も常にアップデートし続けなければなりません。また成果が評価と直結するシビアな仕事でもあるため、ひとつひとつの仕事に対して真剣になる必要があります。

ただしその大変さに見合った魅力がある、やりがいのある仕事でもあります。どんな部分がやりがいなのかをご紹介していきます。

実績が数字で見える&稼げる

ファンドマネージャーは結果が定量判断できるため、成果がわかりやすいのがポイント。こういった特徴はプレッシャーになることもありますが、成果が上がれば評価も上がるといった明確で公平な評価基準にもなるため、頑張って稼ぎたい人にとっては魅力的です。

利益を出す楽しさ

マーケットはさまざまな要因によって変動するため、100%利益を出せる方法はありません。しかし確定ではないからこそ、調査して、根拠を集め、アナリストやエコノミスト、ディーラーの意見を集積し組んだファンドの成果が出れば、その努力分の喜びは十分味わえます。

一流ファンドマネージャーの株取引を学ぶ!f:id:tenshoku66:20230519222457j:image

Amazon.co.jp: 伝説のファンドマネージャーが教える株の公式 : 林則行: Japanese Books

冒険投資家と呼ばれるジム・ロジャーズと、システムトレードの神様として名を知られるラリー・ウイリアムズに師事する著者が教える株式投資法。ファンドの組み立て方のひとつを勉強できます。 

その投資方法とは、決算短信の4つの数字(売上と3つの利益)から、高成長する銘柄を見つけ出す「新高値投資」。株式投資での8割以上の判断は、公式に当てはめておこなうだけでいいという新方式です。

文章とデザイン(レイアウト)で、要点が強調されているのも分かりやすいため、これからファンドマネージャーを目指す方におすすめできる1冊でしょう。

歴史から市場の見方を学ぶ!f:id:tenshoku66:20230519222501j:image

Amazon.co.jp: 伝説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史 eBook : 山下 裕士: Kindle Store

著者は1960年に証券業界に入り、ファンドマネジャーとして日本の株式市場の発展を内側から体験する「株式投資投資信託業界の生き証人」。長く当業界で活躍してきた著者が、株式投資の歴史から市場の見方を教えてくれます。

 本書は3部構成になっており、1部は著者の体験をもとに、株式相場のどこを見て、どう考えるのがよいのかといった知識や相場観を中心に解説。2部は戦前、戦後、高度成長、バブルとその後の相場まで、100年あまりの歴史を振り返ります。3部はマキタや任天堂ファナックなどの実際の企業を取り上げ、アナリストは会社のどこを見ているのかを解説します。

投資信託スペシャリストが制度から税制に至るまでを解説

f:id:tenshoku66:20230519232637j:imageAmazon.co.jp: 投資信託の世界 : 杉田 浩治: Japanese Books

本書は投資信託に携わる人のバイブルとして、また投資信託を学ぶ方のテキストとして最適な1冊。 著者は、半世紀以上にわたり投資信託と向き合ってきた日本証券経済研究所の特別研究員です。150年の歴史から現在の制度、商品、販売、運用、税制までをじっくり解説してくれます。

ファンドマネージャーは、資質と能力が問われる仕事です。高い競争率を勝ち抜き、さらにファンドマネージャーになってからも努力し続けなければなりません。しかし、優秀であれば億単位の年収を得られる可能性もあり、魅力もたっぷりあります。