アセマネ業界研究📊

アセットマネジメント業界についての情報を発信します。

絶対に使うべき転職エージェント6選

転職する場合は非公開求人を扱う転職エージェントを利用することをおすすめします。

通常の転職サイトだけではせっかくの好条件の求人にもアクセスできない可能性があります。

また、ポイントとしてはエージェントによって紹介できる求人が異なるため、複数のエージェントに登録する方がベターです。

転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。

①自分に合った求人を紹介してもらえる
②選考を有利に進めることができる
職務経歴書の添削や面接対策などのサポートをしてくれる


メリット①:自分に合った求人を紹介してもらえる
転職エージェントに相談すると、転職先の希望、やこれまでの経験、転職者の強みに合わせておすすめの求人を紹介してくれます。

また、転職エージェントは、一般の転職サイト上には公開されていない、登録者だけが知れる良い条件の求人があります。そのため自分で求人を探すよりも、多くの求人にアクセスすることができ、効率よく自分に合った求人を探すことができます。

 メリット②:選考を有利に進めることができる
転職エージェントと企業の責任者の付き合いが深い場合は、その信頼関係を元に転職者の良さを企業側にアピールしてくれることで選考に通りやすくなることもあります。また、面接相手に合わせて、どういう発言をすると相手の反応が良いなどの傾向や対策といった裏情報を教えてくれることもあります。このように担当者が企業にプッシュしてくれたり、選考の裏情報を教えてもらうことで、選考に通過しやすくなります。

メリット③:職務経歴書の添削や面接対策などのサポートをしてくれる
転職エージェントの報酬は転職が決定した場合に企業からエージェントに支払われます。そのため、転職希望者が選考に通過しやすいように職務経歴書の添削や面接対策を行ってくれます。

面接対策では、模擬面接をしてくれたり、コツや課題を解決するためのアドバイスをしてくれます。このように転職エージェントで応募書類の添削や面接対策をしてもらうことで、書類選考や面接の通過率は上昇するでしょう。

以下、転職におすすめのエージェント6選です。エージェントごとに色々な案件を持っているので、転職活動を本格的に始めたい人は全て登録しておくことをおすすめします。

【ハイクラス・高年収の求人が豊富】

①BIZREACH(ビズリーチ)

外資系企業への転職に強い】

JACリクルートメント

【業界トップクラスの求人数】

リクルートエージェント

【ハイクラス転職を目指している人におすすめ】

パソナキャリア

【金融業界に強い転職エージェントを利用したい人におすすめ】

⑤コトラ

【エンジニア、IT業界への転職におすすめ】

⑥type転職エージェント

〇BIZREACH(ビズリーチ)

ビズリーチ公式サイト

■□ 年収1000万円以上の会員制転職・求人情報サイト ビズリーチ □■

ビズリーチは、国内最大級のヘッドハンター(転職エージェント) のプラットフォームサイトです。年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載しています。

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができます。

ビズリーチがエージェントを雇用しているのではなく、他の大手エージェント、独立系エージェントが多数登録されています。

中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメです。大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかるかもしれません。

このようなプラットフォームには、リクルートダイレクトスカウトもありますが、登録されているヘッドハンターの数はビズリーチの方が豊富です。

ターゲットはハイクラスですが、 年収500万円以上でも十分対象です。

登録には、「性別」「住所」「氏名」などの基本情報と、その他詳細情報がありますが、基本情報さえ完結させれば、ファンドマネージャー、アナリスト、トレーダー、営業など求人を検索できるようになり、スカウトが届くこともあります。

本格的に転職活動に取り組む気持ちになれば、「詳細情報」を入力することで、ヘッドハンターからの接触が増えるでしょう。ここまで、全て無料です。

さらに、プレミアムプランに登録すると、ヘッドハンターに返信し、相談したりできます。とりあえずは無料プランで求人を確認することが重要でしょう。

JACリクルートメント

ジェイエイシーリクルートメント

JACリクルートメントは、ロンドン発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No.1です。

大手転職エージェントの中でも、ハイキャリア案件については質・量・サービス共にトップレベルと評判です。

エージェントは日本人であり、JACインターナショナルには外国人も在籍しています。

勤務地がアジアの高年収な金融業界向けの案件、。外資系の求人案件も多数あります。

日系企業で勤務地が海外の案件もカバーされているので、国内勤務、海外勤務の両方を視野に入れている人は登録必須のエージェントでしょう。

JACリクルートメント ホームページ

JAC Recruitment

リクルートエージェント

 リクルートエージェントは業界最大級の20万件を超える非公開求人を保有しており、他の転職サイトでは見つからなかった求人と出会える可能性が高いエージェントです。

例外なく、金融転職においても、案件も豊富です。業種を問わず、数多くの案件を抱えているので、希望の大手運用会社が含まれている可能性が高いです。日系大手金融機関の案件は概ねカバーされている印象です。その他、高年収な金融専門職の案件もあります。独立系の個人経営的なヘッドハンターは、案件が少ないため、選択肢が限られる可能性もありますが、リクルートエージェントのような大手ではその心配は不要です。一度相談をすれば、複数の選択肢を示してくれるのでキャリアを考える上で広い視野を持つこともできます。

非公開求人が多いため、普通に検索しても出てこないものも、実際にエージェントに合うと、具体的な会社をいくつか教えてれくれます。

転職エージェントも経験が豊富ですので、未経験者にもおすすめです。添削や面接対策を不安がなくなるまで徹底的にサポートして頂けます。転職者の8割が利用しているそうなので、何も考えずとりあえず登録しておきましょう。

リクルートエージェント公式サイト

リクルートエージェント

パソナキャリア
パソナキャリアは、大手派遣会社「パソナ」と同じく株式会社パソナが運営している転職エージェントです。

パソナキャリア(ハイクラス)

金融業界の求人を多数扱っていて、うち半数以上が年収800万円以上の求人のため、金融業界へハイクラスの転職を目指している人におすすめです。年収アップ率は67.1%であり、オリコン顧客満足度4年連続NO.1となっています。

求人の中には「りそな銀行」「三菱UFJ銀行」といった都市銀行のほか、「野村證券」など大手優良企業が多数ある他、非公開求人も豊富に扱っています。

パソナキャリアは各専門分野のコンサルタントが転職支援してくれる、総合タイプの転職エージェントです。

登録すると金融業界・職種の専門知識をもった専任のコンサルタントがサポートしてくれます。

また選考対策では、業界・職種ごとの最新の採用トレンドに精通したコンサルタントが豊富な情報提供・面接対策・年収交渉まで行ってくれるので、初めての金融業界への挑戦でも安心です。

金融業界専門のエージェントではないものの、外さずに登録しておきたい転職エージェントですね。

パソナキャリアのホームページはこちら

パソナキャリア(ハイクラス)

コトラ
「コトラ」は、金融業界の転職支援実績が豊富なエージェントです。

コンサル・金融業界においてコトラは超有名です。

「ハイクラス・プロフェッショナル転職ならコトラ」と言われるくらい、コトラにはハイクラス・エグゼクティブ求人が豊富です。

その中でもハイクラスの金融・コンサル求人数と質は他社を圧倒しており、アドバイザーも業界出身者が多く、内部の情報に精通しているのもポイントです。

またコトラは、専門転職エージェントとしての評価が高く、NIKKEI HUMAN RESOURCES AGENT AWARDSの総合MVPや企業特別賞を4年連続で受賞しています。

NIKKEI HUMAN RESOURCES AGENT AWARDSとは、日経グループが表彰するキャリア転職実績評価の最高峰基準のことです。日経グループでその年に高評価の転職エージェントを表彰しています。

また企業特別賞は、転職実績参画エージェントおよそ230社のうち、転職支援決定人数および会員の投票・評価の双方で2018年で最も高評価となった企業に贈られるものです。

数は限られますが、IT業界や製造業の求人案件も見られます。

独自のルートで開拓した、ほかにはない求人案件も豊富。一般には出回らない上級職や専門職も多く、扱っている求人案件のうち約8割が、ほかのサイトでは見られない「非公開案件」です。

金融・コンサル業界でハイクラス転職を狙っている方におすすめ。キャリアアップをしたいと考えているなら、とりあえず登録しておくといいかもしれません。

【無料】3分で登録完了

金融、IT、コンサル、製造業、エグゼクティブの転職支援なら【コトラ】

金融業界のなかでも、投資銀行や不動産金融、投資ファンド系や、その投資先にあたる事業会社の求人案件が豊富です。

また、ポジションでいうと若手から経営幹部・管理職の求人案件などを、幅広く扱っています。

イクラス層向けの求人案件も多く、サイト上で検索できる公開求人案件だけでも、年収1000万円以上のものが約2000件あります(2020年7月時点)

創業時から、金融業界出身のコンサルタントを中心として人材紹介を行ってきました。

これまで金融業界800社以上との取引実績があり、多くの企業から信頼されているため、他にはないエグゼクティブな求人が豊富です。

求人の層もフロントからミドルまで幅広い案件があることはもちろん、FAS(財務系コンサルティングファーム)などのハイクラス案件も充実しています。

未経験者向けからプロフェッショナル向けの求人まで揃っているので、金融業界で転職したい全ての人におすすめのエージェントです。

type転職エージェント
typeは株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイトです。
首都圏(東京・神奈川・大阪)の求人を中心に、さまざまな企業を掲載しています。

なかでも「IT・Web業界」の求人が多く、全求人の半数近くを占めます(約1,300件/2023年5月時点)。

また、求人ページの情報が充実していることもtypeの特徴の1つです。
仕事内容や想定給与などはもちろん、「身につくスキル・キャリアパス」や「内定までの選考期間」「面接の所要時間」などの具体的な情報も記載されています。

typeには、企業の人事採用担当者から直接スカウトを受け取れる機能もあります。
転職者の経歴を把握したうえでスカウトが送られてくるため、希望条件を満たした企業に出会える可能性も高まるでしょう。

その他おすすめ『転職会議』

転職会議

「転職会議」は、現社員・元社員からの「企業への口コミ」や「求人情報」を掲載している転職総合サイトです。 企業の評判や年収といったリアルな情報をチェックできるため、転職活動中の企業研究に役立ちます。

 

金融業界は英語が必要!英会話サービスの比較・ランキング

アセマネ業界は英語が必要!

アセマネ業界で働く場合、部署によりますが一定以上の英語力は必須と言っても過言ではありません。

例えば決済系の部門であれば日常会話レベルの英語力は必須ですし、アナリストやトレーダーとして勤務する場合も海外の英文や資料の分析をする際に、英語が読めた方が圧倒的に有利だからです。

また、今後も金融業界で働いていくのであれば、キャリアアップという観点からも英語力は伸ばすに越したことはありません。

無論、今後も外資系じゃなく国内企業で、日本人相手に日本語でビジネスを一生続けていくという方であれば、英語が話せなくても問題はないかもしれません。

しかし、対外交渉が一切ない企業かつ部署で一生働く…という方でない限り、金融業界で働くなら英語力はあるに越したことがないでしょう。

金融業界で役立つビジネス英語を学ぶメリット

海外支社や海外交渉部門など働く上での選択肢が増える
大手銀行や大手証券会社の多くは海外に支社を構えていますし、業務でも海外交渉部門があるなど外国との接点が多いため、ビジネスレベルの英語をマスターしていれば働ける部署の選択肢が増えるというメリットがあります。

海外支社は語学堪能な社員を現地採用するのが一般的ですが、それでも日本のビジネススキルが必要なときは日本の社員が出張しますし、業務内容によっては日本の社員を現地勤務にするケースもあります。

普段は異なるセクションで働いていても、海外交渉の現場ではビジネス英語が必須なので、英会話スキルを持っていれば海外交渉の部署に抜擢されるかもしれません。

つまり「海外で働きたい」「グローバルな部署で働きたい」という方は、ビジネス英語を身につけておくことで希望が通りやすくなるのです。

また、グローバルな業務をこなせるようになればキャリアアップにも繋がるので、やりがいのある仕事を任せられるようになるというメリットもあります。

年収がアップしやすい

金融業界ではビジネス英語が話せるようになると、年収がアップしやすいです。

金融業界は海外の企業との取引もありますし、海外支社を構えているところも多いので英語が話せて損はありません。

管理職やマネジメントを担当する場合、TOEICで一定以上のスコアを持っているなどの条件が課せられている事も多いので、英語力は昇進にも関わってきます。

会社によっては、決済担当部署やフロントも実務レベルの英語力が求められることもあるので、日常英会話よりも習得している人が少ないビジネス英語を身につけておけば年収アップが狙えます。

また、国が行った年収実態の調査でも、「年収700万円以上の人の約半数は英語での日常会話や読み書きができる」ことが分かっています。

ちなみに、年収500万円から700万円未満は約34%、年収500万円未満は約22%しか日常英会話の読み書きができません。

もちろんすべての業種に当てはまることではありませんが、それでも英語力と年収には相関性があると言えます。

外資系・グローバル企業への転職が有利になる

ビジネス英語のスキルを持っていると、外資系金融やグローバル企業への転職が有利になります。

外資系やグローバル企業は給与水準が高く、実力をきちんと評価してもらえる、プライベートな時間を確保できる、年功序列がなくキャリアアップにチャレンジしやすいなど、日本企業にはないメリットがたくさんあるので、転職をしたいと思っている方も多いでしょう。

しかし、人気があるうえに優れたビジネススキルや英語力が求められるため、中途採用は新卒採用よりもハードルが高いといわれています。

ただし、配属されるポジションによって違いはあるものの、求められる英語力の目安はTOEICスコア600~700前後と意外に低く設定されているので、TOEICスコア700以上の英語力を持っていれば採用確率はぐっと高くなります。

特にビジネス英語は会議や打ち合わせ、プレゼンの場で使えるので即戦力として活躍できるかもしれません。

今いる会社のお給料や待遇に満足できない、実力を評価してもらえない、キャリアアップにチャレンジできる環境がないなどの不満がある方は、転職が有利になるビジネス英語をマスターして外資系やグローバル企業への転職を狙ってみましょう。

アセマネ業界などの金融業界で使えるビジネス英語を学べる英会話サービスランキング

オンライン英会話はたくさんありますが、金融業に特化したカリキュラムがあるスクールはあまり多くありません。

しかし、金融業をはじめとしたビジネス全般に使える英語が学べるスクールや学習目的に沿ったプログラムを用意してくれるスクールもあるので、金融業に特化したカリキュラムに固執する必要はないでしょう。

ここでは、金融業で使えるビジネス英語を学べるオンライン英会話をご紹介するので、スクール選びの参考にしてみてください。

経済活動がグローバル化し、お金が国境を越えて動くようになった現代では、金融業界で働くビジネスパーソンにとってグローバルの共通言語である英語力は避けて通れない必須のスキルとなりつつあります。銀行、証券、保険といったあらゆる業界で英語力が高い人材に対するニーズは多く、金融業界でのキャリアアップを実現するうえで英語の重要性はかつてないほどに高まっています。

しかし、金融業界には業界特有の専門用語が多いため、一般的なビジネス英会話を学ぶだけでは実務レベルの英語力は身につきません。金融業界専門の英会話表現や英単語は、金融専門のプログラムで効率的に学ぶのがおすすめです。そこで、ここでは金融業界に特化した英語学習プログラムをご紹介します。

銀行・金融業界特化プログラムがある「EF English Live(EFイングリッシュライブ)」

実践的なビジネス英語を身につけたい、という方におすすめなのがEF EnglishLiveです。スウェーデンに本拠を置く世界最大級の私立語学教育機関のEF(エデュケーション・ファースト)グループが提供するオンライン英語学習サービスの「EF English Live」では、実用性の高い英語を最短で習得できるよう職業別英語コースが用意されています。金融業界のための英語としては、金融用語を習得し、効果的なコミュニケーションなど、グローバルな国際市場で通用する英語を習得できます。ライフスタイルや予算などに応じて、3つの料金プランから選択可能です。EF English Liveは24時間レッスン可能で受講生満足度も98%と非常に高く、大変おすすめのサービスです。7日間の無料体験が可能なので、興味がある方はまず試しに使ってみることをおすすめします。

ネイティブと24h英会話
世界最大級のオンライン英会話
1週間無料体験キャンペーン実施中

英語学習の目的に合わせたレッスンが受けられるレアジョブ英会話

レアジョブ英会話は、マンツーマンレッスンが142円から受講できる、レベルの高い講師のレッスンが受けられるなどの特徴を持つ、顧客満足No.1のオンライン英会話です。

レアジョブ英会話のビジネス英会話コースは、ビジネスシーンを想定したトピックを使ったスモールトークやディスカッション、英語習得に効果が高いといわれる「PCPPモデル」に沿った教材を使いビジネス英語を着実にマスターできるプログラムになっています。

また、日常英会話コースの教材も利用できるので、英語力に自信のない方でも自分の英語レベルに合わせたレッスンから始めることが可能です。

専用のオリジナル教材は、「実践ビジネス」「ビジネスシチュエーションクエスチョン」「ビジネスディスカッション」の3つで、ビジネス英会話で必要とされる語彙や実践的な表現を学べます。

レッスンも、一般講師ではなく、規定の品質基準をクリアしたビジネス認定講師が担当するので、英会話初心者から上級者まで正しいビジネス英語を身につけることができます。

また、レアジョブ英会話にはオンライン完結成果保証型英語コーチング「SMART Method®」もあるので、短期間でビジネス英語をマスターしたいという方は検討してみるといいでしょう。

会員数100万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」

ビジネスコースのレッスンが受け放題のネイティブキャンプf:id:tenshoku66:20230612144302j:image

世界累計利用者70万人突破(2021年8月時点)オンライン英会話アプリダウンロード数№1など、今もっとも支持されているオンライン英会話といえるのがネイティブキャンプです。

ネイティブキャンプが多くの人に支持される理由の一つに「レッスン回数無制限」というサービスが挙げられますが、すべてのコースが均一料金というところも高い支持を得ています。

ビジネス英会話コースは日常英会話コースよりも受講料を高く設定しているオンライン英会話が多いのですが、ネイティブキャンプはどのコースも6,480円(税込)なので、気軽にビジネス英会話を受講できます。

もちろんレッスン回数は無制限ですし、コース内容もビジネス英会話・初級から上級まできちんとレベルわけされているので、自分のレベルに合ったプログラムから無理なく始められます。

レッスンは5分から受講できるため、仕事の合間などちょっとしたスキマ時間に英語学習が進められるのもネイティブキャンプのおすすめポイントです。

月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!

仕事の忙しい金融業界の方におすすめの英語学習法

部署によりますが金融業界は残業や休日出勤が多いので、プライベートな時間を確保するのは難しいという方もいるかもしれません。

一般的に、英語を学習するにはまとまった時間が必要というイメージがあるので、英語を勉強したくてもなかなか始められないという方も多いでしょう。

ここでは、仕事が忙しい人におすすめの英語学習法をご紹介するので、ライフスタイルに合ったものから始めてみることをおすすめします。

YouTubeで英語レッスン動画を観る

移動時間やちょっとしたスキマ時間にYouTubeを観ているという方は、YouTubeの英語レッスン動画で英語学習をするのがおすすめです。

YouTubeの英語レッスン動画は、帰国子女や現役の英会話講師、子ども英語番組などたくさんのYouTuberや公式チャンネルが投稿しています。

日本語解説+字幕付きで英会話のポイントを教えてくれるチャンネル、英文法のチャンネル、ネイティブの発音が学べるチャンネルなど内容も多彩なので、飽きずにいろいろな角度から英語学習ができます。

時間も一つの動画で10分から20分程度なので、忙しい時のスキマ時間の英語学習にぴったりです。

聞き流すだけでも多少はリスニングの練習になるので、YouTubeをよく観る方であれば、リスニング力アップが期待できます。

通勤時間に英語学習アプリを活用する

スキマ時間を使って、問題を解きながら英単語や文法を身につけるには、英語学習アプリを活用するのがおすすめです。

YouTubeを使った学習法は、分かりやすく飽きずに続けられるのが魅力ですが、聞き流しに向いているツールなので、問題を解くという実践的な学習には向いていません。

英語学習アプリであれば、リスニングだけでなくスピーキングやリーディング、ライティングまで学習できるものもあるので、4技能をバランス良く鍛えられます。

初心者向けから上級者向けまでレベル分けもしっかりされていますし、TOEICを運営している団体が作ったアプリではTOEIC対策もできるので、学習目的に合ったアプリを選べば効率よく英語学習を進められます。

英語学習アプリは無料のものもたくさんあるので、ゲーム感覚で始めてみるのもいいでしょう。

洋画や洋楽で多くの英語に触れる

普段英語に触れる機会が少ない方は、洋画や洋楽で多くの英語に触れることも英語学習に繋がります。

ビジネス英会話は、ビジネスで使われる英単語や文法、フレーズを覚えることも大事ですが、ネイティブが話す英語を聞き取る力を付けることも重要です。

普通にお店などで出会った外国人と話すだけであれば、聞き取れない場合はゆっくり話してもらったり、何回か聞き返したりしても大丈夫かもしれません。

しかし、ビジネス上の会話では相手にゆっくり話してもらうのも、何度も聞き返すのもNGです。

洋画はネイティブが話すスピードに慣れることができますし、洋楽は会話をするときとはアクセントが異なる単語やフレーズに触れられるツールです。

そのため、積極的に観たり聴いたりすることで、英語耳を作るのに役立ちます。

オンライン英会話でアウトプットの学習時間を確保する

またオンライン英会話か、と思うかもしれませんが忙しい金融業界で英語力を身につけたい場合、やはりオンライン英会話は非常におすすめです。

YouTubeや英語学習アプリ、洋画などは空いた時間に効率よくインプットできますが、どんなに英単語や文法を覚えてもそれだけで相手に伝わる英語を話せるようにはなりません。

相手に伝わる英語を話せるようになるには、正しい発音や文法をマスターしなくてはいけないので、マンツーマンでスピーキングをチェックしてもらえるオンライン英会話で定期的にアウトプットする必要があるのです。

オンライン英会話のレッスンは早朝から深夜、もしくは24時間開講しているので、自分の都合に合わせて受講できます。

スクールによってはレッスン開始5分前まで予約を受付けているので、スケジュールが立てにくい方でも学習時間を確保しやすいです。

正しい発音ができているか、間違った発音をどのように直せばいいかを自分でチェックするのはなかなか難しいです。

また、伝わる英語が話せているかも自分一人では確認できないので、オンライン英会話を活用して金融業界で役立つ英語を身につけましょう。

オンライン英会話を活用して仕事の幅を広げよう
銀行や証券会社、保険会社など金融業界では外資系との合併や海外進出などグローバル化がますます活発になっているので、英語は必須スキルになっている会社もあります。

今すぐに英語力が必要でないとしても金融業界の変革はどんどん進んでいますから、今務めている会社もいつ何時必須になるか分かりません。

自分自身の年収やキャリアアップのためにも、金融業界のビジネス英語は早めに身につけておくことが正解です。

オンライン英会話は仕事が忙しくても手軽に実践的な英語を学べる環境が整っています。

まずは無料体験でいろいろなオンライン英会話のサービスを活用して、ビジネス英語習得を目指しましょう。

まとめ

いかがでしょうか?金融分野は変化が速く、特に最近ではフィンテックと呼ばれるようにテクノロジーを活用した金融サービスの革新により新しい言葉や概念が次々に生まれており、最新情報をキャッチアップするだけでもなかなか大変です。一方で、専門的な金融知識と英語力という二つのスキルを身につけることができれば、キャリアの可能性は大幅に広がります。ぜひ上記のサービスなどを上手に活用しながらグローバルに活躍できる金融のプロフェッショナルを目指しましょう。

【アセットマネジメント業界向け】おすすめ転職エージェント5選

運用会社に転職する場合は非公開求人を扱う転職エージェントを利用することをおすすめします。

運用会社は非公開求人も多いため、通常の転職サイトだけではせっかくの好条件の求人にもアクセスできない可能性があります。

また、ポイントとしてはエージェントによって紹介できる求人が異なるため、複数のエージェントに登録する方がベターです。

国内系、外資系、独立系などそれぞれの領域を得意とするエージェントとコンタクトを取ればより自分に合ったポジションを見つけることができます。

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。

①自分に合った求人を紹介してもらえる
②選考を有利に進めることができる
職務経歴書の添削や面接対策などのサポートをしてくれる


メリット①:自分に合った求人を紹介してもらえる

転職エージェントに相談すると、転職先の希望、やこれまでの経験、転職者の強みに合わせておすすめの求人を紹介してくれます。

また、転職エージェントは、一般の転職サイト上には公開されていない、登録者だけが知れる良い条件の求人があります。そのため自分で求人を探すよりも、多くの求人にアクセスすることができ、効率よく自分に合った求人を探すことができます。

 メリット②:選考を有利に進めることができる

転職エージェントと企業の責任者の付き合いが深い場合は、その信頼関係を元に転職者の良さを企業側にアピールしてくれることで選考に通りやすくなることもあります。また、面接相手に合わせて、どういう発言をすると相手の反応が良いなどの傾向や対策といった裏情報を教えてくれることもあります。このように担当者が企業にプッシュしてくれたり、選考の裏情報を教えてもらうことで、選考に通過しやすくなります。

メリット③:職務経歴書の添削や面接対策などのサポートをしてくれる

転職エージェントの報酬は転職が決定した場合に企業からエージェントに支払われます。そのため、転職希望者が選考に通過しやすいように職務経歴書の添削や面接対策を行ってくれます。

面接対策では、模擬面接をしてくれたり、コツや課題を解決するためのアドバイスをしてくれます。このように転職エージェントで応募書類の添削や面接対策をしてもらうことで、書類選考や面接の通過率は上昇するでしょう。特にアセットマネジメント業界の実情についてはインターネットで探せる情報が少ないため、経験豊富なエージェントに教えてもらうことが1番の近道であり、ライバルに差をつける有効な手段となるでしょう。

 

以下、運用会社への転職におすすめのエージェント5選です。エージェントごとに色々な案件を持っているので、転職活動を本格的に始めたい人は全て登録しておくことをおすすめします。

ヘッジファンドから外資まで独立系ヘッド

ハンターを広くカバー】

BIZREACH(ビズリーチ)

外資系運用会社の転職に強い】

JACリクルートメント

【国内金融機関・運用会社の転職に強みを持つ3社】

リクルートエージェント

パソナキャリア

・コトラ

〇BIZREACH(ビズリーチ)

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ビズリーチ公式サイト

https://www.bizreach.jp

ビズリーチは、国内最大級のヘッドハンター(転職エージェント) のプラットフォームサイトです。年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載しています。

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができます。

ビズリーチがエージェントを雇用しているのではなく、他の大手エージェント、独立系エージェントが多数登録されています。

中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメです。大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかるかもしれません。

このようなプラットフォームには、リクルートダイレクトスカウトもありますが、登録されているヘッドハンターの数はビズリーチの方が豊富です。

ターゲットはハイクラスですが、 年収500万円以上でも十分対象です。

以下のように、ファンドマネージャー等の運用会社の求人案件が多数あります。

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登録には、「性別」「住所」「氏名」などの基本情報と、その他詳細情報がありますが、基本情報さえ完結させれば、ファンドマネージャー、アナリスト、トレーダー、営業など求人を検索できるようになり、スカウトが届くこともあります。

本格的に転職活動に取り組む気持ちになれば、「詳細情報」を入力することで、ヘッドハンターからの接触が増えるでしょう。ここまで、全て無料です。

さらに、プレミアムプランに登録すると、ヘッドハンターに返信し、相談したりできます。とりあえずは無料プランで求人を確認することが重要でしょう。

JACリクルートメント

ジェイエイシーリクルートメント

JACリクルートメントは、ロンドン発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No.1です。

大手転職エージェントの中でも、ハイキャリア案件については質・量・サービス共にトップレベルと評判です。

エージェントは日本人であり、JACインターナショナルには外国人も在籍しています。

勤務地がアジアの高年収なファンドマネージャーの案件や国内大手銀行でのアナリスト、ファンドマネージャーの案件もありました。もちろん外資ヘッジファンドの求人案件も多数あります。

金融セクターだけで20名以上おり、運用会社は一通り網羅されています。日系企業で勤務地が海外の案件もカバーされているので、国内勤務、海外勤務の両方を視野に入れている人は登録必須のエージェントでしょう。

JACリクルートメント ホームページ

JAC Recruitment

リクルートエージェント

f:id:tenshoku66:20230523010920j:imageリクルートエージェント

 リクルートエージェントは業界最大級の20万件を超える非公開求人を保有しており、他の転職サイトでは見つからなかった求人と出会える可能性が高いエージェントです。

例外なく、アセマネ会社の転職においても、案件も豊富です。業種を問わず、数多くの案件を抱えているので、希望の大手運用会社が含まれている可能性が高いです。日系大手金融機関の案件は概ねカバーされている印象です。その他、専門職で高年収なファンドマネージャーやアナリストの案件もあります。独立系の個人経営的なヘッドハンターは、案件が少ないため、選択肢が限られる可能性もありますが、リクルートエージェントのような大手ではその心配は不要です。一度相談をすれば、複数の選択肢を示してくれるのでキャリアを考える上で広い視野を持つこともできます。

非公開求人が多いため、普通に検索しても出てこないものも、実際にエージェントに合うと、具体的な会社をいくつか教えてれくれます。

転職エージェントも経験が豊富ですので、未経験者にもおすすめです。添削や面接対策を不安がなくなるまで徹底的にサポートして頂けます。転職者の8割が利用しているそうなので、何も考えずとりあえず登録しておきましょう。

リクルートエージェント公式サイト

パソナキャリア

パソナキャリアは、大手派遣会社「パソナ」と同じく株式会社パソナが運営している転職エージェントです。

パソナキャリア(ハイクラス)

金融業界の求人を多数扱っていて、うち半数以上が年収800万円以上の求人のため、金融業界へハイクラスの転職を目指している人におすすめです。年収アップ率は67.1%であり、オリコン顧客満足度4年連続NO.1となっています。

求人の中には「りそな銀行」「三菱UFJ銀行」といった都市銀行のほか、「野村證券」など大手優良企業が多数ある他、非公開求人も豊富に扱っています。

パソナキャリアは各専門分野のコンサルタントが転職支援してくれる、総合タイプの転職エージェントです。

登録すると金融業界・職種の専門知識をもった専任のコンサルタントがサポートしてくれます。金融の専門職からは、ファンドマネージャー、アナリスト、アクチュアリークオンツファイナンシャルプランナー、トレーダーなどが募集されています。

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また選考対策では、業界・職種ごとの最新の採用トレンドに精通したコンサルタントが豊富な情報提供・面接対策・年収交渉まで行ってくれるので、初めての金融業界への挑戦でも安心です。

金融業界専門のエージェントではないものの、外さずに登録しておきたい転職エージェントですね。

パソナキャリアのホームページはこちら

パソナキャリア(ハイクラス)

コトラ

金融のプロフェッショナルを目指すなら「コトラ」

「コトラ」は、金融業界の転職支援実績が豊富なエージェントです。金融・コンサル業界、経営管理ポジションに特化した転職エージェントです。

「ハイクラス・プロフェッショナル転職ならコトラ」と言われるくらい、コトラにはハイクラス・エグゼクティブ求人が豊富です。

またコトラは、専門転職エージェントとしての評価が高く、NIKKEI HUMAN RESOURCES AGENT AWARDSの総合MVPや企業特別賞を4年連続で受賞しています。

企業特別賞は、転職実績参画エージェントおよそ230社のうち、転職支援決定人数および会員の投票・評価の双方で2018年で最も高評価となった企業に贈られるものです。

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資産運用業界の「まったり高給」は真実か?

「アセマネ=まったり高給」とは、しばしば言われていることです。

「泥臭い営業もなく、定時退社。基本的に東京勤務で金もいい」と2chでは楽園のように描かれることもありましたが、一体どの程度当てはまっているのでしょうか?f:id:tenshoku66:20230524031703j:image

給与について

有価証券報告書から、日系運用会社の平均年収を計算してみると、700万円台から1,000万円を超えるところまで、会社によってかなりのばらつきがあります。他の日系企業に比べたら高め……と言ったところでしょうか?おおよそ、30代のうちには年収1,000万を超えるという企業がほとんどのようです。

「まったり度」について

肉体的にはそこまできつくないようです。朝は早いですが、残業も多くなく(18時から20時には大抵帰社できる)、組織もフラットなところが多いため、居心地は良いようです。

時間的に余裕もあることから、早稲田や一橋などの夜間大学院に通っている人も多いようです。しかしながら、巨額の資金を動かす仕事ゆえに、投資判断を行うファンドマネジャーや売買執行を行うトレーダーの精神的な負担は大きいという声も聞こえます。

年収3,000万円でも夜7時には帰れる?「外資系運用会社」の実態

年収3,000万円というと、激務の職場をイメージするかもしれないが、前回の記事でご紹介したように、外資系運用会社の場合、それをワークライフ・バランスと両立しつつ達成できる。

外資系運用会社の夜はいたって早い。大体夜6時くらいになると人が帰り始め、7時にもなると、オフィスに残っている人の割合は2割くらいになる。

それで本当に年収3,000万なの? と思うかもしれないが、30代のフロント職(営業、運用)のVP(課長)クラスであれば、年収2,000万円以上は十分に可能だ。そして、1ランク上のDirector/SVP(部長)クラスだと、年収は3,000万円を優に超える。

もちろん、外銀(証券会社)と類似のポジション同士で比較すると、外銀の方が明らかに多いのだが、他方、国内系の金融機関や商社と比較すると、明らかに外資系運用会社の方が多い。

さらに外銀と比較すると、年をとっても働きやすいし、クビになるリスクは相対的に低い。そう聞くと、外銀一辺倒の就活生も、少しは外資系運用会社についても関心を持ってもらえるだろうか?

資産運用業界の就活について

f:id:tenshoku66:20230524031952j:image資産運用会社とは?

何をやっている会社なのか

文字のごとく「資産運用」を専門に行っている会社です。『顧客のバランスシートの左側の“資産”の管理を行い、その対価としてfee(報酬)を受け取る』ビジネスを行っています。資産運用とはいっても、証券会社のプロップトレーダーのように自己資金を運用しているのではなく、顧客から預かった資金を用いて、顧客の代わりに運用を行うことが仕事となります。

勘違いされる方が多いのですが、顧客のお金を用いているので、「運用収益=会社の収益」とはならず、顧客からの「運用委託報酬」が会社の収益になります。投資や資産運用となると、「市場に勝つ」ことが注目されがちですが、新卒採用を行っているような運用会社はフルラインの投資戦略を提供しており、パッシブ戦略など必ずしも「超過収益」を提供することが仕事でない点にも注意が必要です。

投資信託と投資顧問の2本を業務の柱としている会社が多いです。両者の違いはざっくり言うと金主の違いです。投資信託は「個人」のお金を預かっているのに対し、投資顧問は「機関投資家(主に年金)」のお金を預かっています。

どんな仕事があるのか?

ファンドマネジャーや株式アナリストなどの運用フロントに目が行きがちですが、資産運用会社の業務は多岐にわたります。大きく分けると、運用系、営業系、管理系(総務・経理など)に分けることができると思います。

運用系
フロント、ミドルバックに大別されます。フロントは投資判断を行うファンドマネジャー、個別企業の分析を行うアナリスト、内外の経済状況を調査するエコノミスト数理モデルを用いて資産価格の振舞を調査するクオンツアナリストなどがあります。

チームごとに分析→運用益への結びつけを行うのが仕事となります。各資産クラス、運用手法ごとに専門チームを作って業務にあたるのが一般的です。

また、ファンドのパフォーマンスの理由について顧客に説明することも、ファンドマネジャーの重要な仕事の一つです。運用会社にいるアナリストは、セルサイド・アナリスト(証券会社にいるアナリスト)との対比で、バイサイド・アナリストと呼ばれます。業務自体は両者とも似通ってはいますが、セルサイド・アナリストが、社外の投資家に調査・分析を提供し、幅広い投資家の収益に貢献することを目的とすることに対し、バイサイド・アナリストは社内のファンドマネジャーに調査・分析を提供し、ポートフォリオの収益に貢献することを目的とする点で異なります。

ドルバックはファンドのリスクをコントロールするリスク管理、ファンドマネジャーの発注に従い売買執行を行うトレーダー、ファンドが保有する資産の資金決済・時価の算出、ファンド全体の財務諸表の作成を行う計理業務などがあります。

計理業務は一見地味な事務作業に見えるのですが、海外とのやり取りも多く、また運用関連の法令・自主規制ルールに精通する必要があるため、意外と専門性は高いです。

営業系
営業系は、営業フロント、商品企画、リテール業務などの職種があります。営業とはいっても、いわゆるリテールへの直接的な営業は無く、営業先は主に、販売代理店(銀行・証券など)、年金・基金系(年金基金・学校法人・一般企業など)、金融法人の自己勘定部分(生損保・銀行など)の3つに大別できます。既存のファンドの売り込みも当然行いますが、顧客の要求に基づいてオーダーメイドの運用ソリューションを考案・提供する運用コンサルティング的な側面も大きいようです。

商品企画業務は、新しい商品(ファンド)を作ることが業務となります。あるテーマファンドの成績がいいのは、そのファンドマネジャーが優秀だったわけではなく、テーマを選定した商品企画の人間が優秀だったといわれることも。

リテール業務は、ファンドのマーケティング個人投資家への対応が業務となります。具体的には、個人投資家向けの資料作成(販売促進用資料、債券・為替などのウィークリーレポートや、定期運用報告書など)を行っています。また、販売会社向けのセミナーや個人投資家に対するセミナーも行っています。

日系の運用会社の場合、基本的にコース別採用ではないので、これらの内のどこかに配属されることとなります。会社によってフロントへの行きやすさは異なるので、OB訪問などして事前に調査しておくことをお勧めします。

余談ですが、運用フロントに限らず転職機会は多いようです(特に計理などの運用バックオフィス、営業フロントは運用フロントよりも転職需要はあると聞きます)。どの業種においても専門性が高いことが、この業界の魅力の一つだと感じます。

資産運用会社への就活

情報収集には細心の注意を

運用会社の採用活動は、とにかく「ひっそり」と行われるので、情報収集には特に気を使いましょう。多くの企業がマイページなるものを作っていないので、数少ないイベント情報もうかうかしていると見逃してしまいます。企業の中には、選考参加に必須の説明会を開くところもあるので、「情報への敏感さ」が結果を大きく左右するでしょう。

業界研究は早め早めに

とにかく業界研究は早めに行いましょう。業界自体が特殊かつ会社説明会の機会も多くはないので、ESや面接で説得力のある返答を行うためには、ある程度独力で業界に関する知識を深めなければなりません。

時間に余裕のある方は、学生団体Share-Projectが主催している勉強会に参加してみるのもお勧めです。

また、日経新聞などで運用業界周りのニュースにも目を通しておいた方が良いでしょう。面接で結構聞かれます。

面接官が運用フロントの人であった場合、例えば「どんな企業の株価が上がると思う?」など専門的なことが聞かれることがあります。論理が通っていれば十分だと思うので、基本的な会計・経済の勉強はしておきましょう。

日系の企業

日系企業の場合は、大抵どこかの金融グループに属しているので、資本関係はチェックしておきましょう。いくつかの企業をご紹介します。

野村アセットマネジメント
日系の中では圧倒的な受託資産残高を誇る会社です。

DIAMアセットマネジメント
みずほと第一生命が折半で出資している資産運用会社です。

三菱UFJ国際投信
‘グロソブ’で有名な会社。一応三菱グループに属します。

大和住銀投信投資顧問
大和証券住友銀行の資産運用会社が合併してできた会社で、日本株の運用に強みを持っています。金融庁の上の階にオフィスがあります。

日興アセットマネジメント
オフィスがミッドタウンにあったり、社長や人事部長が外国人だったりととにかく外資っぽい会社。

・ニッセイアセット
日本生命グループの資産運用会社です。

みずほ投信投資顧問
みずほグループの資産運用会社です。

大和証券投資信託委託
大和証券グループの資産運用会社です。

外資系の企業

年によって新卒採用を行う会社・部門がかなり変わるので、どの部門が採用を行うのかを注意深くチェックする必要があります(アセットマネジメント部門と一区切りにされている場合が多いため)。大手金融グループに属す会社(ゴールドマン、JPモルガンなど)は、他の部門と共に選考活動が行われます。

また、独立系大手(BlackRock、Fidelityなど)は大々的な新卒採用を行わないので、興味のある方はグローバルのリクルーティング採用をこまめにチェックしましょう。長期のインターンを通しての採用になると思います。

よくわかるファンドマネージャー②やりがい、おすすめ書籍の紹介

f:id:tenshoku66:20230519222453j:imageファンドマネージャーのやりがい。目に見える成果が魅力のひとつ

ファンドマネージャーは高い就職競争を勝ち抜くだけではく、就職してからも知識や情報も常にアップデートし続けなければなりません。また成果が評価と直結するシビアな仕事でもあるため、ひとつひとつの仕事に対して真剣になる必要があります。

ただしその大変さに見合った魅力がある、やりがいのある仕事でもあります。どんな部分がやりがいなのかをご紹介していきます。

実績が数字で見える&稼げる

ファンドマネージャーは結果が定量判断できるため、成果がわかりやすいのがポイント。こういった特徴はプレッシャーになることもありますが、成果が上がれば評価も上がるといった明確で公平な評価基準にもなるため、頑張って稼ぎたい人にとっては魅力的です。

利益を出す楽しさ

マーケットはさまざまな要因によって変動するため、100%利益を出せる方法はありません。しかし確定ではないからこそ、調査して、根拠を集め、アナリストやエコノミスト、ディーラーの意見を集積し組んだファンドの成果が出れば、その努力分の喜びは十分味わえます。

一流ファンドマネージャーの株取引を学ぶ!f:id:tenshoku66:20230519222457j:image

Amazon.co.jp: 伝説のファンドマネージャーが教える株の公式 : 林則行: Japanese Books

冒険投資家と呼ばれるジム・ロジャーズと、システムトレードの神様として名を知られるラリー・ウイリアムズに師事する著者が教える株式投資法。ファンドの組み立て方のひとつを勉強できます。 

その投資方法とは、決算短信の4つの数字(売上と3つの利益)から、高成長する銘柄を見つけ出す「新高値投資」。株式投資での8割以上の判断は、公式に当てはめておこなうだけでいいという新方式です。

文章とデザイン(レイアウト)で、要点が強調されているのも分かりやすいため、これからファンドマネージャーを目指す方におすすめできる1冊でしょう。

歴史から市場の見方を学ぶ!f:id:tenshoku66:20230519222501j:image

Amazon.co.jp: 伝説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史 eBook : 山下 裕士: Kindle Store

著者は1960年に証券業界に入り、ファンドマネジャーとして日本の株式市場の発展を内側から体験する「株式投資投資信託業界の生き証人」。長く当業界で活躍してきた著者が、株式投資の歴史から市場の見方を教えてくれます。

 本書は3部構成になっており、1部は著者の体験をもとに、株式相場のどこを見て、どう考えるのがよいのかといった知識や相場観を中心に解説。2部は戦前、戦後、高度成長、バブルとその後の相場まで、100年あまりの歴史を振り返ります。3部はマキタや任天堂ファナックなどの実際の企業を取り上げ、アナリストは会社のどこを見ているのかを解説します。

投資信託スペシャリストが制度から税制に至るまでを解説

f:id:tenshoku66:20230519232637j:imageAmazon.co.jp: 投資信託の世界 : 杉田 浩治: Japanese Books

本書は投資信託に携わる人のバイブルとして、また投資信託を学ぶ方のテキストとして最適な1冊。 著者は、半世紀以上にわたり投資信託と向き合ってきた日本証券経済研究所の特別研究員です。150年の歴史から現在の制度、商品、販売、運用、税制までをじっくり解説してくれます。

ファンドマネージャーは、資質と能力が問われる仕事です。高い競争率を勝ち抜き、さらにファンドマネージャーになってからも努力し続けなければなりません。しかし、優秀であれば億単位の年収を得られる可能性もあり、魅力もたっぷりあります。

よくわかるファンドマネージャー①年収やキャリアプランについて

ファンドマネージャーとは、投資信託で資産形成を考えている人が資産運用を任せるパートナーのこと。大きなお金を動かす華やかなイメージのある仕事ですが、結果が顕著に出るシビアな職種でもあります。ファンドの運用は複雑なため必ず成果が出る手法はなく、そのために専門的な知識のアップデートが欠かせません。 本記事では仕事内容をはじめ、就職先やおすすめの資格、日系と外資系の年収の違い、未経験からの転職事情について解説。f:id:tenshoku66:20230519222118j:image

1.ファンドマネージャーとは

ファンドマネージャーとは、金融資産を運用する専門家です。主に運用会社に所属し、投資家から預かった資産を計画通りに運用します。

ファンドマネージャーの仕事は、企業調査、銘柄選定、投資判断、ポートフォリオ管理の4つに分類できます。これらの主要業務で投資家の期待に沿ったパフォーマンスを積み上げ、成果を上げていくことが求められます。

企業調査

株式や債券投資する企業経営の状況調査をおこないます。主に企業の財務諸表分析のほか、決算説明会へ参加したり、企業取材をおこなったりして調査を進めます。会社によってはアナリストがおこなう領域でもありますが、自らの足で調査することで投資判断に必要な材料を自ら獲得することができます。

銘柄選定

運用方針や目的に合わせた銘柄選びをおこないます。安定的にコツコツ運用するのか、ハイリスク・ハイリターンを承知で攻めるのかなど、投資家の目的に合わせて企業の株や国債を選びます。また、選定基準としては、企業であれば社会の課題や変化に対応するモノやサービスが提供できているか、国であれば政治や経済状況においてどのような変化が予想されれるかなどを見て判断します。

投資判断

ファンドマネージャーだけの価値観や考え方で、運用成果を上げ続けるのは困難です。そのためアナリストやエコノミスト、ディーラー、投資顧問会社のスタッフなどの意見や価値観を取り入れ、連携し株式や債券などの銘柄選定や売り買いの判断をおこなうことが大切です。

ポートフォリオ管理

ファンドマネージャーは、ファンドがガイドライン通りに運用がなされるようにポートフォリオを作成、管理し、運用報告を顧客に説明する責任があります。

2.ファンドマネージャーが活躍できる就職先

就職先は金融機関が一般的

ファンドマネージャーとして活躍できる就職先は、一般的に以下のような金融機関があります。

信託銀行
投資信託委託会社
投資顧問会社
生命保険会社
損害保険会社
ただ、新卒でファンドマネージャーとして採用されることはほとんどありません。多くの方はアナリストとして経験を積んだのち、株式の運用部門などに配属され、その後ファンドマネージャーへとキャリアアップしていきます。

日系と外資系での違い

仕事の内容自体に違いはありません。

しかし日系の金融機関へ就職した場合、その企業内のファンド運用担当者という立ち位置になります。そのためファンドマネージャーとしての仕事の成果が報酬にダイレクトに結びつくことは少ないと言われています。

対して外資系の金融機関では、ファンドマネージャーという職種に特化した人材として採用されるため、専門家としての立ち位置となります。その分、成果に対して厳しい評価がなされますが、その分高い報酬も望めます。

3.ファンドマネージャーの年収

ファンドマネージャーの年収は、勤めている企業が日系か外資系かで大きく変わります。

日系に勤めている場合の年収

ファンドマネージャーの平均年収は会社員平均より高く、700万円〜1000万円となっています。実際に大手求人サイトの募集一覧を見ても、最大でも1500万円と高めに設定されています。

基本給に成功報酬も加算された額が年収となるため年収幅が広いのですが、日系企業に勤めているファンドマネージャーはあくまでもサラリーマンという立ち位置。そのためいくら成功報酬を得たとしても、部長や役員クラスの年収を超えるのは構造的に難しいという面があります。

外資系に勤めている場合の年収

平均年収は大きくあがり、1000万円〜2000万円となっています。全般的に日系より年収は高く、なかには年収5000万円で求人をかけている外資系企業もあります。

外資系は完全成功報酬型であるため、大きな成果を出せば出すほどインセンティブやボーナスにきちんと反映されます。

4.ファンドマネージャーになるには?おすすめの資格

ファンドマネージャーになるために必要となる資格はありません。 ただし先に述べた通り、ファンドマネージャーは社内でアナリストからステップアップするケースがほとんどです。その際に取得しておくと昇格が有利になるのが「証券アナリスト」の資格です。

証券アナリストの資格とは

世界のマーケットや株式市場や債券市場の動きなどに明るいことを証明できる資格ですが、難易度の高い試験のためかなりの勉強量が必要です。また、証券アナリストとして登録するためには厳しい受験資格が定められています。

通信教育講座第1次通信教育と試験を受講・受験
通信教育講座第2次通信教育と試験を受講・受験
証券分析の実務経験が3年以上
第1の講座ではポートフォリオ・マネジメントや財務分析、経済について学びます。第2の講座では証券分析や企業分析、市場・経済分析とレベルアップした内容がおこなわれます。

証券アナリスト試験の合格率

合格率は例年50%前後と比較的高い水準にあります。2016年〜2020年の合格率のデータを見ていきましょう。

2020年:55.0%
2019年:春47.3%/秋52.6%
2018年:春51.3%/秋51.2%
2017年:春48.2%/秋51.6%
2016年:春53.0%/秋52.4%
また科目別に見ても合格率は50%前後となっています。

この数字だけ見るとそこまで難関ではないように思えますが、合格者のほとんどは証券会社、投資運用、銀行、生命保険に関する企業に勤めている方たちです。もともと実務経験を通して基本の部分は習得できているため、全体の合格率が高いのだといえるでしょう。

また2020年で最も合格者の多い上位10社も公開されているので、あわせてご紹介します。

野村証券:868名
大和証券:258名
三菱UFJ銀行:230名
三井住友銀行:214名
SMBC日興証券:213名
6位〜10位の企業は参考元ページからご確認ください。

参考:日本証券アナリスト協会/受験データ

5.ファンドマネージャーへの転職。未経験、異業種からは難しい

先述した通り、ファンドマネージャーになるのに必須の資格はありません。しかし投資家から資金を預かり、成果を出さなければならない責任ある仕事なので、基本的な専門知識やスキルは当然ながら求められます。

そのため多くの方は「MBA」や「証券アナリスト」の資格を取得しています。さらに海外とのやりとりが多いため、ビジネスで通用する程度の英語力は必須です。英語力を計る目安となる資格や検定は受けておくと転職に有利になるでしょう。

30代、未経験では転職はほとんど不可能

ファンドマネージャーへの転職を考えるなら、遅くとも30代前半までにキャリアやスキルを身につけておきましょう。20代前半であれば未経験・資格ありでも転職は可能かもしれませんが、30代となるといくら資格を取得していても未経験での転職はほとんど不可能に近いと言われています。

現職がまったくの異業種である場合はなるべく早く金融業界へ転職し、実務を通して得られる知識や経験、キャリアを積んでから、ファンドマネジャーへの転職活動をおこなうことをおすすめします。それ以上の年齢となると相当の実績やキャリアがないと転職は難しいでしょう。