アセマネ業界研究📊

アセットマネジメント業界についての情報を発信します。

Entries from 2023-05-01 to 1 month

【アセットマネジメント業界向け】おすすめ転職エージェント5選

運用会社に転職する場合は非公開求人を扱う転職エージェントを利用することをおすすめします。 運用会社は非公開求人も多いため、通常の転職サイトだけではせっかくの好条件の求人にもアクセスできない可能性があります。 また、ポイントとしてはエージェン…

資産運用業界の「まったり高給」は真実か?

「アセマネ=まったり高給」とは、しばしば言われていることです。 「泥臭い営業もなく、定時退社。基本的に東京勤務で金もいい」と2chでは楽園のように描かれることもありましたが、一体どの程度当てはまっているのでしょうか? 給与について 有価証券報告…

資産運用業界の就活について

資産運用会社とは? 何をやっている会社なのか 文字のごとく「資産運用」を専門に行っている会社です。『顧客のバランスシートの左側の“資産”の管理を行い、その対価としてfee(報酬)を受け取る』ビジネスを行っています。資産運用とはいっても、証券会社の…

よくわかるファンドマネージャー②やりがい、おすすめ書籍の紹介

ファンドマネージャーのやりがい。目に見える成果が魅力のひとつ ファンドマネージャーは高い就職競争を勝ち抜くだけではく、就職してからも知識や情報も常にアップデートし続けなければなりません。また成果が評価と直結するシビアな仕事でもあるため、ひと…

よくわかるファンドマネージャー①年収やキャリアプランについて

ファンドマネージャーとは、投資信託で資産形成を考えている人が資産運用を任せるパートナーのこと。大きなお金を動かす華やかなイメージのある仕事ですが、結果が顕著に出るシビアな職種でもあります。ファンドの運用は複雑なため必ず成果が出る手法はなく…

年金基金が「ヘッジファンド」への投資額を増やした理由

絶対リターンを志向してヘッジファンド投資を本格化 わが国において、オルタナティブ投資が本格的に利用され始めたのは2001年以降である。それまでは、大手銀行や総合商社・一部ノンバンクが1990年代に自己勘定投資の一環として手がけてはいたものの、1998年…

日本のヘッジファンドはなぜ存在感に乏しいのか

「ヘッジファンド」とは、様々な運用手法を駆使して、相場の上げ下げに関係なく「絶対リターン」を追求するファンドのことです。 和製ヘッジファンドのアジアでの地位が低下している 運用者としての日本のヘッジファンド業界は残念ながらグローバルな存在感…

「ファンド・オブ・ファンズ」のメリット、デメリット

「ファンド・オブ・ファンズ」とは、複数の投資信託をパッケージにした投資信託のことで、1つのファンドに投資することで実質的に複数の投資信託に分散投資できます。 「ファンド・オブ・ファンズ」の長所4つ ①分散効果 ファンド・オブ・ファンズの長所のひ…

「ヘッジファンド・マネジャー」の報酬体系

「ヘッジファンド」とは、様々な運用手法を駆使して相場の下落局面でもプラスの収益を目指すファンドです。投資するにはいくつかコストがかかり、運用益が出た場合に支払う成果報酬も広い意味でのコストになります。今回は、ヘッジファンドを購入する際の判…

プロップトレーダーとファンドトレーダーの違い

プロップトレーダーとファンドトレーダーの違い 主な違いは、トレード資本の出所とトレーダーへの支払い方法です。プロップファームのトレード資本は、1人もしくは少数の経験豊富なトレーダーによって提供されています。ヘッジファンドは、多くのプロの投資…

プロップトレーダーとは

プロップトレーダーとは プロップトレーダー はプロップファームで働く人のことです。プロップトレーダー(Proprietary Trader)は会社の資金を使ってFX、先物や株のトレードをします。プロップトレーダーはトレードの儲けを成果報酬として受け取ります。成果…

最新アクティビスト事例5選

アクティビストによって仕掛けられたTOBとそれに対する企業の対応、その後のTOBの成否など、実際にアクティビストが行った株主行動の具体例を見ていきましょう。 旧村上系ファンド事例①:シティインデックスイレブンスによる東芝機械のTOB(2020年1月)【概…

アクティビスト対策の最新動向

アクティビストが活発化する中で、企業側がどう対応するのか探るため、アクティビストのターゲットとなる企業の特徴を把握し、対抗策の実現可能性を検討してみましょう。 狙われる企業の特徴 アクティビストが狙うターゲット企業の特徴としては以下が挙げら…

アクティビストとは?

近年、アクティビストと呼ばれる投資家の活動が活発化し、注目を集めています。2020年にはアクティビストによる株主提案が過去最高を更新し、企業にとって無視できない存在となってきました。 今回は、アクティビストとは何かを解説し、さらにアクティビスト…

【2021年版】世界のヘッジファンドランキングトップ20

2021年最新版世界のヘッジファンドランキングトップ20をご案内します。 ヘッジファンドランキングトップ20 ペンション&インベストメンツの2021年6月末時点データより作成しています。それではヘッジファンドランキングの上位5社を確認していき…

投資信託の区分

投資信託協会が定める「商品分類」 投資信託は、商品によって投資対象がさまざまですので、投資家に投資信託の投資対象などを簡潔に理解いただくため、投資信託協会では統一的な投資信託の分類方法である、「商品分類」を制定しています。この商品分類では、…

トレーダー・ディーラー・ブローカーの違い

トレーダー・ディーラー・ブローカーの違い トレーダーとは、セルサイドの証券会社やバイサイドの銀行や運用会社で他者から株式や債券などの有価証券の注文を受けて、取引を仲介するブローカーに発注する業務を行う役割を担う人のことです。自らの資金、自ら…

アセマネの基本 日本における資産運用会社

日本国内における資産運用会社は、下記のように大きく分類されます。 ●国内証券系資産運用会社 野村アセットマネジメント、日興アセットマネジメント、大和住銀投信投資顧問、国際投信顧問、岡三投信、大和証券投資信託委託、等 ●国内生損保銀行系資産運用会…

アセマネの基本 投資信託、投資顧問の歴史

アセットマネジメントとは、資産を株式や債券等様々な資産へ投資する投資家に代わって、管理・運用を行う業務一般を指します。金融業界においては、大きく投資信託と投資顧問のビジネスに分かれます。 <投資信託> 投資信託の歴史は、1951年に「証券投資信…

世界最大の運用会社!ブラックロック 3つの強み

概要 ブラックロックは1988年に設立され、昨年30周年を迎えました。現CEOのラリー・フィンクや社長のロバート・カピートが中心となって、モーゲージ債券に特化とした運用会社としてスタートしました。その後は、株式の運用に強いメリルリンチ・インベストメ…

世界の運用会社ランキング

世界の運用資産残高 2020年末の運用資産残高は103兆ドルと推計され、2019年の93兆ドルから11%の増加となりました。BCGは資産運用市場と運用会社の動向についてまとめたレポートを毎年発行しており、運用資産残高が100兆ドルを超えたのは、19回目となる今回…

信託銀行、運用会社、ヘッジファンドにおける運用スタイルの違い

プロの投資家としての資産運用会社の役割 資産運用会社またはアセットマネジメント会社とは、プロの投資家として人びとからお金を預かって投資を行っている会社です。 日本国内では投資家というと個人投資家を思い浮かべる方が多いかもしれません。 しかし、…

知っておくべきファンドの種類12選

ファンドと投資信託の違いとは? 「ファンド」を辞書で引いてみると「資本。基金。」と説明されています(デジタル大辞泉より)。また、一般社団法人投資信託協会の説明を引用すると「多数の投資家から集められた資金を一つにまとめ、基金にして収益を還元す…

運用ビジネスの仕組み

投資信託 投資信託(ファンド)は「投資信託運用会社」で作られ、主に証券会社、銀行、郵便局などの「販売会社」を通じて販売され、多くの投資家からお金を集めます。投資家から集めたお金はひとつにまとめられ、資産管理を専門とする、「信託銀行」に保管して…

アセットマネジメントビジネスの種類

アセットマネジメントビジネスとは? アセットマネジメントの中にある「アセット」は、資産のことを意味しており、「マネジメント」は経営や、成果を上げるための機関を指します。アセットマネジメントとは「資産運営で成果を上げるための機関」と解釈できま…

バイサイド・アナリストの職務

セルサイドとバイサイドの違い 金融マーケットの世界には、「セルサイド」と「バイサイド」という言葉があり、マーケットに参加するすべての業者が、セルサイドとバイサイドのどちらかに分かれます。 セルサイドとは、株式や債券などの有価証券売買の仲介を…

アセマネ会社の各部門を紹介

アセットマネジメントの各部門における仕事紹介 アセットマネジメントの仕事は、大きく1)運用部門、2)営業部門、3)ミドル・バック部門の3つに分けることができます。各部門での仕事内容は多岐にわたりますが、ここでは主な仕事をご紹介致します。 ① …

日本のアセマネ業界

資産運用業界 現在は貯蓄から投資というスローガンのもと、投資が推進されています。それを背景に資産運用業界は現在盛り上がっている業界かつ、これからも伸びることが予想されている業界です。 投資信託協会がまとめた投資信託の状況によると、公募投信の…

外資系運用会社への転職成功のポイント

この章では、外資系運用会社への転職を成功させるポイントを紹介します。外資系運用会社への転職は、日系への転職とは異なる点が多いため、ポイントを押さえた対策が必要です。 応募先の外資系企業を選んだ理由を明確化する まず、「応募先の外資系企業を選…

キャリアパス(国内アセマネ→ ⇒ヘッジファンド/外資系運用会社コース)

バイサイド(運用会社)によってアップサイドを狙うコースだ。金融で稼げるとなると、学生とかは外銀を思い浮かべるのだろうが、今一番稼ぐ可能性があるのはヘッジファンドである。(もっともリスクも高いが) 最初に、野村アセットマネジメントのファンドマ…