アセマネ業界研究📊

アセットマネジメント業界についての情報を発信します。

アセットマネジメント業界で求められる経験やスキル

アセットマネジメント業界では、PCスキル・分析力・語学力といったスキルが求められます。さらに、大手独立系の証券会社やメガバンクで運用業務に携わった経験があれば、高い金融知識を証明でき転職でも有利になるでしょう。ここでは、アセットマネジメント業界で求められる経験やスキルについて解説します。

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金融機関の有価証券関連部門での実務経験


アセットマネジメントの運用部門では金融・資産運用の専門的な知識を求められるため、証券アナリストの資格や金融機関の有価証券関連部門での実務経験が求められます。多くの企業では即戦力となる人材を求めており、株の銘柄やトレンドのチェック、企業の業績リサーチに素早く対応できる能力が必要です。

したがって、大手独立系の証券会社や銀行系証券会社でアナリスト業務や資産運用業務の経験があれば、転職でもアピールできます。また、営業部門やミドル・バック部門でも金融の知識は求められるため、証券アナリストや認定アセットマネージャー国際検定試験を取得するとよいでしょう

高度なPCスキル

営業部門で働く場合、ディスクロージャーや運用状況レポートのようなさまざまな資料を作成するため、PCを用いた資料作成スキルは欠かせません。特に、投資信託営業ではセミナーや勉強会で使う資料も必要です。ExcelPowerPointの使い方は熟知しておいたほうがよいでしょう。

また、ミドルオフィス業務やバックオフィス業務でも、分析レポートやデータ管理といった事務作業をする際には一定以上のPCスキルが求められます。

分析力

ミドル・バック部門では、運用パフォーマンスの測定やリスク管理、各種データの管理ができる能力や分析力が求められます。特に、ファンド管理業務ではパフォーマンス計測や要因分析、リスク量の測定を細かく実施する必要があり、業務の正確性や分析力は大切なスキルです。

また、分析力はエコノミストやアナリストが在籍する運用業務においても重宝されます。投資の最終的な判断には、マクロ経済や市場の分析が必要であるためです。

語学力

海外に拠点を置いている企業や外資系企業では一定以上の語学力が求められます。特に、営業やプロダクトスペシャリストは顧客と密にやり取りするため、ビジネスで使えるレベルの英語力は欠かせません。英語力を証明するために、TOEICで800点以上、TOEFLは90点以上程度のスコアを取得するのがおすすめです。

また、語学力と同時にコミュニケーションスキルも求められます。ミドル・バック部門でも海外の担当者と電話でやり取りすることがあるため、スムーズに英語が話せるとよいでしょう。